失恋って、なんだか自分がとっても惨めに感じたり、寂しくて孤独感が出てきたり、とっても苦しいですよね。
失恋した直後は痛みを乗り越えて立ち直ることができるなんて思えないし、出口の見えない迷路に迷い込んだみたい。
何度経験しても慣れるものではないですし。。
でも、出来ればなるべく早く失恋から立ち直りたいですよね!
そこで、心理学的に効果のある「失恋から立ち直る方法」を紹介していきます♪
20代でも30代でも40代でも年齢関係なく立ち直ることができます。
Contents
失恋から立ち直るのにかかる期間
失恋から立ち直るには10週間ほど期間を要すると言われています。
ですが、こちらで紹介している方法を試していただくことで、10日ほどで立ち直ることができるようになります。
とはいっても、やっぱり相手に対する自分の気持ちの大きさだったり、相手と過ごしてきた期間の長さによっては、失恋から立ち直るまでに時間がかかる場合があるのも事実です。
そういった場合は焦らず自分の気持ちと向き合いながら、紹介するステップを進めていってみてください。
失恋から立ち直る方法!簡単3ステップ
では早速、本題の失恋から立ち直る方法を紹介していきますね!
この「失恋から立ち直る方法」は、簡単な3ステップで構成されています。
ステップ1 自分の本音・感情を吐き出して受け入れる
これをすることで結果として失恋後のネガティブな感情を感じる時間というを短くすることができるようになります。
やっぱり失恋後って好きなのに「好きじゃない」って思い込もうとしたり、ネガティブ
な感情が出てきているのに感じないようにしてしまいがちです。
でも、こうすると簡単にフタをしている状態になるんですね。
残念なことに、蓋をしているだけなのでこの感情は、ずっと存在し続けます。
しかも、感情は抑圧しようとすればするほどに大きくなるので、ずっとその感情を感じ続けることになるんですね。
つまり、相手の事を考えてしまったり、ネガティブな感情にずっと取られているような状態が続いてしまいます。
なので、
【自分の本音を素直に吐き出していく。
そして、それを自分自身が受け入れていってあげる】
ということがすごく重要になってきます。
感情は子供と同じ
感情というのは子供と同じだと考えてもらうとすごく分かりやすいです。
子どもが「おもちゃ買ってよ〜」って泣いているときにお母さんが「そんなものいらないから、帰るわよ」って言ったとしたら、子どもは「えーん、買って買って〜」と言って、ヒートアップします。
一方で、「おもちゃ買ってよー」って泣いてる時に「そうだよね〜そのおもちゃ欲しいよねー」って言っててあげると、だんだんとその子供の「買って買って〜」と泣く状態がおさまってくるんですよね。
これは何でかというと、その子どもの気持ちにお母さんが寄り添って、受け入れているから、という事になります。
感情も子供と一緒なので、このように自分の気持ちに寄り添って受け入れてあげ
るっていう事をすることでだんだんと弱まってきます。
自分の本音・感情を吐き出す方法【1人で出来る編】
では、具体的にどのようにして自分の本音をすべて吐き出して受け入れていくかというと、ノートを使っていきます!
ノートに自分の気持ち感情がすっきりするまで、ひたすらが書いていきます。
そして、気持ちがスッキリしたらそのノートに書いたことを眺めて見てみるんです。
こうすることで自分自身を客観的に見ることができるようになります。
例えば、
彼のことまだ好きって書いてあったりとか、すごく悲しいって書いてあったりしたら、その気持ちを受け入れて言ってあげます。
「私ってまだ彼のことを好きなんだね」とか「悲しいと思ってるんだね」っていう風に1つ1つ自分の感情に寄り添って受け入れていってあげるようにしましょう。
このように受け入れられた気持ちっていうのはだんだんと落ち着いてくるので安心して試してみてください。
自分の本音・感情を吐き出す方法【他の方法】
自分の本音・感情を吐き出すもう1つ方法は、それは友達に話すってことです。
ある研究で、失恋後の話をたくさんしたグループと全然話さなかったグループっていうのを作りました。
この2つのグループのうち、失恋後にたくさん失恋の話をしたグループの方が立ち直りが早かったという結果が出ています。
これは何でかというと、たくさん話すことで客観的に自分を見ることができたからなんですね。
なので、たくさんお友達に話してみるって言うのもすごく有効になってきます。友達や周りの人に失恋の話をしにくい場合はカウンセラーの利用もおすすめです。
どうしても1人でやりたいっていう場合には先ほど紹介したノートを使った方法で、自分の気持ち・感情を全部吐き出していく、という事をやってみてください。
この方法でも客観的に自分を捉えることができるようになります。
このステップ1がかなり重要なステップになりますので、じっくり取り組んでみてください。
ステップ1をやっていただいて気持ちが落ち着いてきたらステップに進んでいきましょう!
ステップ2 相手に対する評価を変える
なぜこのようなことを行うかというと失恋した直後って相手を美化して見てしまいがち
なんですね。
「すごいかっこよかったなぁ」とか「自分ととっても気があったなぁ」とか「彼以上の人はいないんじゃないか」っていうような思い込みのフィルターで相手を見てしまいがちです。
そこで、相手をフラットに見るために、「相手の嫌だったところ」や「自分と合わなかったところ」っていうのを意図的に思い出すようにしてみましょう。
例えば、「食事に行った時に食べ方が汚かった」とか「割り勘を1円単位までされた」とか何でもいいんですけれども、自分がイヤだったところや自分と合わなかったところを思い出してみましょう。
ここを思い出すことで「お別れして良かったかもな」という風に思える場合もあります。
それに、このように相手に対する評価をフラットにすることによって、「彼以上に素敵な人には出会えないんじゃないか」という思い込みだったり、執着っていうものをなくすことができるようになります。
ステップ2が終わったら続いてステップ3に進んでいきます!
ステップ3 失恋という出来事に対する意味付けを変える
ステップ3はこの失恋という出来事の意味付け・解釈を変えるっていうものになります。
人というのはすべての出来事に自分の中で意味をつけているんですね。
ポジティブな出来事であればポジティブな意味づけを、ネガティブな出来事であればネガティブな意味づけっていうものをしています。
失恋であればやっぱりネガティブに捉える方がすごく多いです。
失恋した直後に「失恋は自分の成長の機会だ!」と思える人ってなかなかいないので、だいたいはやっぱりネガティブに捉えているんですね。
私の場合であれば、やっぱり30代になって離婚した直後は、結構落ち込んでいましたし、「人生終わったぐらい」に思っていました。
でも、「自分の人生がすべてうまくいっているとして、その途中でこの出来事があったんだとしたら、この出来事にはどんな意味があったのかな?」っていう風に考えてみることで、この離婚というネガティブな出来事をポジティブな解釈にすることができるようになりました。
私の場合であれば、この離婚というものに対して
【夫婦お互いがそれぞれの道を歩むことで幸せになっていくための選択だった】という風に捉えることができたんです。
というのも私自身が結婚生活をしているときに「未熟だった」っていうのがあって、自分自身がとても幼稚だったんですね。
だから、あのまま夫婦生活をしていても私自身も幸せって感じれなかったし、相手を幸せにすることもできてなかったと思います。
なので、別々の道を歩んでそれぞれがそれぞれの道て幸せになるための選択だったんだなという風に捉えることができました。
このようにポジティブに捉えることができると「その出来事があって良かったなー」って思いますし、相手に対する感謝というのも生まれてきます。
ですので、あなたも「この人生すべてでうまくいってるとしてその途中にこの出来事があったんだとしたらこの出来事にはどんな意味があったのかな」っていう風に考えてみてください。
実際、やっぱり私自身本当に離婚を経験して変化した部分っていうのが大きくあるので、この出来事っていうのは私にとってとても大切なギフトになったかなと思っています。
このステップ3まで行っていただくとかなり気持ちが落ち着いていきますので、ぜひ試してみてください。
失恋が苦しい理由
失恋というものが何で苦しいのかというと、自分自身のアイデンティティーの一部が
なくなるからなんですね。
例えば、自分の身体の一部の腕がなくなったとしたらとても痛いし苦しいですよね。
それと同じで、自分のアイデンティティーの一部、例えば、恋人だったら「彼の彼女」っていうアイデンティティが喪失してしまうので、「とても苦しい」ということになります。
実際に失恋から回復するにはアイデンティティーを新しく確立してあげればOKなんです。
そして、この新しく確立するアイデンティティというのは「恋」じゃなくても「仕事」だったり「趣味」だったり「お友達との関係」だったり、何でもいいわけなんですよね。
なので、新しくアイデンティティを確立してあげれば、失恋から立ち直る事ができます!
でも、やっぱり失恋した直後で気持ちが落ちている時にいきなり「仕事がんばるぞ!!!」みたいなテンションになかなかならないじゃないですか。
気持ちを落ちつける必要があると思うので、新たなアイデンティティを確立する前にまずこの3ステップをやっていただくのがすごくオススメです。
そして、この3ステップを進めていただいて、気持ちが落ち着いてきたところで「自分にとって今何をしてみたらいいのかな」ということを考えてみましょう。
仕事だったり趣味だったり自分が新しく打ち込める何かを見つけていただいて、前に進んでいっていただければ嬉しいです。